ABOUT 「豊後銘菓やせうま」について
ORIGIN 由来
平安から、現代へ
やさしさがつなぐ郷土の味わい
豊後の国・大分には、こんな伝説があります。
平安時代、京都の御所で育った藤原鶴清麿という幼君が、乳母の「八瀬(やせ)」と一緒に、豊後の大友家を頼りに大分で隠居していました。不自由な暮らしの中で八瀬がいつも幼君に作っていたのが、小麦粉をこねて茹でた麺に、きな粉をまぶしたおやつ。幼君はその味をいたく気に入り、「八瀬、うま(いものがほしい)」とせがむようになったのです。「やせうま」という名前には、そんな乳母のやさしい心が込められています。
SECRET STORY 誕生秘話
大分で愛され続ける郷土料理を
ヘルシーなきな粉のおやつに
「大分で昔から愛され続ける郷土の味わいを、もっとたくさんの人に広めたい」
創業者・田口信雄のそんな想いから、「豊後銘菓やせうま」 は1958年に誕生しました。
郷土料理の「やせうま」をより多くの方に召し上がっていただくために、日持ちさせ、持ち運びしやすい、ひと口サイズの和菓子にアレンジすることを考えつきました。
パッケージにもこだわり、一つひとつ丁寧につくりあげた、素朴でやさしい味わいをお楽しみください。
PACKAGE パッケージに込められたアイデア
人間国宝・生野祥雲齋氏が
残してくれた「竹皮の包装」
「豊後銘菓やせうま」のパッケージは、竹工芸界初の人間国宝「生野祥雲齋」氏のアイデアにより誕生しました。創業者の妻・タケ子は茶道の師範で、祥雲齋氏と親交があり、やせうまの包み方について祥雲齋氏に相談したところ、「大分県の伝統工芸品である竹を活かしてはどうか」というアイデアをいただきました。祥雲齋氏とタケ子が残してくれた竹皮の包装は、私たちにとって宝物です。
AWARD 功績・受賞歴
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全国菓子大博覧会等での受賞歴
・1970年『日本万国博覧会記念 全国和生菓子大品評会褒賞之証 総裁賞』
・1977年『第19回全国菓子大博覧会 審査総長賞』
・1984年『第20回全国菓子大博覧会 名誉大賞』
・1989年『第21回全国菓子大博覧会 審査総長賞』
・1998年『第23回全国菓子大博覧会 栄誉無鑑査賞』
その他多数受賞 -
創業者・代表者の功績・受賞歴
・1965年『第16回全国菓子大博覧会 審査功労賞』
・1973年 『第18回全国菓子大博覧会 功労賞』
・1994年『第22回全国菓子大博覧会 技術優秀賞』
・1996年『食品衛生功労者表彰』
・1998年『食品衛生功労 感謝状』
・2009年『日本食品衛生協会表彰』
・2015年『厚生労働大臣表彰』
・2019年『旭日双光賞』
その他多数受賞 -
明治神宮・靖国神社への献上
・1967年『銘菓献上證』
(明治神宮例大祭への献上)
・1967年『献上銘菓彰』
(明治神宮例大祭への献上)
・1968年『献上銘菓彰』
(靖国神社 春季例大祭への奉献)
・1969年『銘菓献上之證』
(靖国神社 御創立百年奉祝への献上)
・1972年『献上銘菓彰』
(明治神宮例大祭への献上)
HISTORY 沿⾰
「有限会社やせうま本舗田口菓子舗」は、2021年に創業70周年を迎えました。これもひとえに、皆様からの長年のご愛顧のおかげです。心より御礼申し上げます。こちらでは、時代の変化とともに歩み続けてきた、「豊後銘菓やせうま」の成長の歴史をご紹介いたします。
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菓子販売開始
10月…砂糖類の販売統制解除により、菓子販売開始。
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観光土産品として
「豊後銘菓やせうま」を製造販売開始 -
大分市土産品として認められる
大分市長の推薦により、大分市土産品として認められる。
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「やせうま」を商標登録
菓子類として「やせうま」の商標を登録
登録番号(第2500691号)
12月…第一回大分県観光土産品展示会に出品し、『大分県知事表彰』『大分県知事感謝状』を授与される。 -
靖国神社・明治神宮へ献上
4月…靖国神社・春季例大祭へ「豊後銘菓やせうま」を献上する。
11月…明治神宮例大祭へ「豊後銘菓やせうま」を献上する。
COMPANY 会社概要
企業理念
「安心・安全・より健康的なお菓子作り」
を基本理念とし、
お菓子を通して
地域の伝統文化の継承に努める。
- 会社名
- 有限会社やせうま本舗 田口菓子舗
- 住所
- 〒870-1132
大分県大分市光吉311番地 - 代表者
- 田口 芳信
- 問い合わせ先(TEL)
- 097-569-3247
- 問い合わせ先(FAX)
- 097-568-3686
- 問い合わせ先(Email)
- info@yaseuma.com