やせうま本舗

100

CONTENTS コンテンツ

コンテンツ コンテンツ

きな粉の栄養素とは? 5つの効果(効能)を詳しく解説

「きな粉」はお餅に付けて食べるなど、日本では古くから馴染みのある食材。
良質なタンパク質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなど、さまざまな栄養素が含まれている健康食材として注目されています。最近では、ヨーグルトやプロテインに混ぜて摂り入れるなど、効率よく栄養を摂取する方法が人気ですよね。
本記事では、きな粉の栄養素とその効果(効能)について詳しく解説します。

そもそも「きな粉」とは?

誰もが一度は口にしたことのある「きな粉」。
何から作られているかご存じですか?

その原料とは、「大豆」です。

きな粉は、大豆を炒って粉末状にした加工食品。
加熱によって大豆特有の臭みが抜け、あの香ばしい香りが生まれます。自然由来のほんのりと優しい甘さも特徴的ですよね。

語源は「黄なる粉」。黄大豆を原料にしたものが多いことからこのように呼ばれていますが、実際は黄色ばかりの粉とは限らず、青大豆や黒大豆を使って作るものもあります。

健康や美容食材としても注目を浴びていることから、おやつとしてだけでなく、牛乳や豆乳に混ぜたり、ヨーグルトにかけたりして毎日摂り入れるのもオススメ。既に炒ってあるため、加熱不要でそのまま食べられる手軽さも魅力です。

次の章からは、多くの栄養素が含まれる「きな粉」の栄養素とその効果(効能)について、詳しく触れていきます。

きな粉の栄養素とは?

さまざまな食材との組み合わせやアレンジが楽しめる「きな粉」ですが、一体どのような栄養素が含まれているのでしょうか。

今回は、きな粉10gに含まれている代表的な栄養素をご紹介します。

≪ きな粉の栄養素(10g)≫

出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」 文部科学省「食品成分データベース」 大分大学医学部「大豆の栄養について

上記の表を見ても分かるように、大豆を原料としたきな粉には、代表的な栄養素であるタンパク質をはじめ、ビタミンや鉄、オリゴ糖、イソフラボンといった、さまざまな栄養素が含まれていることが分かります。

また、脂質の主成分である脂肪酸の中には、体で作ることができるものとできないものに分かれており、「きな粉」には、体で作ることができない必須脂肪酸が多く含まれているため、“健康維持に役立つ食材”としても優秀といえます。

では次に、きな粉を食べることでもたらされる効果(効能)を厳選して5つご紹介します。

きな粉の5つの効果(効能)

①【タンパク質】大切な体の組織を健やかに保つ効果

きな粉には、良質な「タンパク質」が豊富に含まれています。

タンパク質は体内に入るとさまざまな消化酵素の働きによってアミノ酸に分解され、その後、血液とともに全身へと運ばれます。その過程で、骨や筋肉、皮膚、髪、内臓といった体の組織を健やかにサポートしてくれるため、毎日しっかりと摂りたい栄養素の1つ。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、1日の推奨摂取量が30歳〜49歳の男性で65g 、女性が 50gと言われていますが、男性は40~50%、女性は30~40%の人がタンパク質不足と言われています。タンパク質50gの目安は、牛肉(赤身)だと約230g、鶏肉で240g、ゆで卵で約8個半、納豆で約6パックと言われているため、たしかに食事だけで摂取しようとするとけっこうハードルが高いですよね。

その点、きな粉は10g中3.7gとタンパク質含有量が4割近くを占めているため、効率よくタンパク質を摂りたい人にはぴったりの食品と言えます。牛乳や豆乳に混ぜて飲んだり、トーストやヨーグルトにふりかけたりすれば、無理なくおいしく摂取できるため、タンパク質不足を感じる方は、特に積極的に摂り入れたいところです。

②【大豆サポニン・食物繊維・レシチン】中年男性必見。生活習慣病の予防

きな粉には、「大豆サポニン」「食物繊維」「レシチン」も多く含まれています。

大豆サポニンは、大豆の苦味やえぐみの成分でポリフェノールの一種。
強い抗酸化作用があるため、動脈硬化を予防したり、コレステロール値・中性脂肪を下げたりする働きをしてくれます。

不溶性食物繊維は、腸内で水分を吸い込んで膨らみ、腸を刺激するため、便通を促してくれたり、有害物質を排出してくれたりする効果が期待でき、水溶性食物繊維は、腸内環境の正常化・血糖値の急上昇抑制・コレステロールの吸収抑制といった効果が期待できるのだとか。

一方のレシチンは脂質の一種で、体内で細胞膜を作るために必要な成分。脂肪やコレステロールが血管壁に付着するのを防ぐ効果があり、動脈硬化を予防する効果が期待できます。

食物繊維が含まれる食材は満腹感を得やすいため、食べすぎや肥満予防にも効果的! こうした点を踏まえると、「きな粉」は、糖尿病や高血圧といった生活習慣病の予防に期待が持てるため、毎年健康診断の数値が気になるお父さん世代は注目の食材といえます。

③【ビタミン】女性にうれしい!美肌・アンチエイジング効果

きな粉には、「ビタミン」も豊富に含まれています。

なかでも、ビタミンB群は、お肌の新陳代謝機能を高めて、肌荒れやニキビ、口内炎を予防する効果。そしてビタミンEには、シミやシワの予防効果が期待できると言われています。

また、きな粉には「大豆イソフラボン」も含まれており、大豆イソフラボンには、老化の原因となる活性酸素を抑制する強い抗酸化作用があると言われているため、継続して摂り入れていくことで肌質の向上やアンチエイジング効果も期待できます。

「お肌の調子を整えたい」「いつまでも若々しくいたい」と考える人にとって、きな粉はうってつけの食材といえます!

④【大豆オリゴ糖】腸内環境を改善し、便通を促進する効果

きな粉には、「大豆オリゴ糖」が多く含まれています。

大豆オリゴ糖は、難消化性のため、胃で消化されず大腸に直接届くのがスゴイところ!
大腸の中で善玉菌(ビフィズス菌)のエサになってくれるため、腸内環境を整える働きがあると言われています。

大豆に含まれる不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収し、排便を促してくれるため、便秘がちな人には特におすすめ。腸内の善玉菌が増えると便通が促進されるだけでなく、免疫力アップや睡眠の質の向上といったさまざまな効果も期待できるため、摂り入れない手はありません(きな粉パワー恐るべし…!)。

⑤【鉄】貧血予防・疲労&筋力回復効果

きな粉には、「鉄」が多く含まれているのも特徴の一つ。

鉄は、酸素を全身に運ぶ赤血球を作るために欠かせないミネラルですが、鉄分が不足すると酸素を上手く取り込めずに貧血や筋力低下、頭痛、疲労を起こす原因にもなります。

特に女性は、月経や偏食、無理なダイエットなどによって鉄分が不足しがちなため、きな粉をはじめとする鉄の含有量が豊富な食材やサプリメントをしっかりと摂ることで、貧血予防や疲労回復に努めたいですね。

⑥【大豆イソフラボン・カルシウム】更年期のゆらぎ改善効果

③でも触れた「大豆イソフラボン」は、大豆に含まれるポリフェノールの一種。化学構造が女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)に似ていると言われています。

エストロゲンは更年期を迎える頃から徐々に減り始め、閉経後はほぼ分泌されなくなると言われているため、大豆イソフラボンを摂取することで、更年期のゆらぎを穏やかにする効果が期待できるのだとか。

さらに、きな粉には、骨の健康をサポートしてくれる「カルシウム」も豊富に含まれているのですが、カルシウムが溶け出すのを大豆イソフラボンが抑える役目も担ってくれるため、骨粗しょう症を予防する観点からも積極的に摂り入れたいところ。

特に40代以降の女性や、更年期・閉経を迎えた女性は、チェックしてみてください。

きな粉は子どもからお年寄りまで摂り入れたい栄養豊富な食材

いかがでしたか?
体の組織を健やかにサポートしてくれるだけでなく、生活習慣病の予防やアンチエイジング、更年期のゆらぎ軽減といった、全世代に嬉しい効果が期待できるパワー食材「きな粉」。

毎朝、牛乳に混ぜて飲んだり、ヨーグルトにかけて食べたりするだけで、こうした効果が得られるなら、食べない手はありません!

当社で製造・販売を行う「豊後銘菓やせうま」は、国産大豆を自家焙煎・自家製粉して作ったこだわりのきな粉を餡にして求肥(ぎゅうひ)で包んだ半生菓子。お餅のような、お団子のような食感が楽しいとお子さまからご年配のお客様までご好評をいただいております。

きな粉のおやつを欲した際は、ぜひ本商品を思い出してくださいね。
インターネット注文はこちら

本記事をきっかけに、「きな粉」を日常に摂り入れてみませんか?

お買い物はこちら お買い物はこちら