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きな粉が子どもの成長にとって嬉しい4つの理由|栄養と食育の観点から解説

日本人にとって古くから馴染みのある「きな粉」は、成長段階にある子どもに食べさせたい食品の一つ。タンパク質やカルシウム、鉄、オリゴ糖といった栄養成分が豊富に含まれるだけでなく、大豆の加工食品という観点から“食育”にもうってつけなのです!
本記事では、きな粉が子どもの成長にとって嬉しい理由を「栄養」と「食育」、2つの側面から紐解いていきます。

きな粉は、栄養豊富な大豆の加工食品

すでにご存じの方も多いと思いますが、
「きな粉」は大豆から作られた加工食品。

炒ってから粉末状にするのですが、この“加熱”という工程によって大豆特有の臭みが抜けるため、大豆より食べやすいのも特徴です。

ほんのりと感じる優しい甘さが好き!という方も多いのではないでしょうか?

こうした食べやすさはもちろん、自然派由来の食品である安心感から、お子さんのおやつにきな粉を摂り入れる親御さんも多いはず。

そこで次からは、きな粉が子どもの成長にとって嬉しい理由を栄養面と食育の観点から4つご紹介します。

きな粉が子どもの成長にとって嬉しい4つの理由

①成長をサポートする栄養成分が豊富

まずは、こちらの表をご覧ください。

≪ きな粉の栄養素(10g)≫

出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」 文部科学省「食品成分データベース」 大分大学医学部「大豆の栄養について

上記は、きな粉10gに含まれる代表的な栄養素をまとめた表ですが、これを見ると分かるとおり、大豆を原料とするきな粉には、タンパク質や鉄、オリゴ糖、イソフラボンといった、さまざまな栄養素が含まれています。

この中で、成長段階にあるお子さんにとって特に嬉しい栄養素が含まれているのですが、何か分かりますか?

それは、「タンパク質」と「カルシウム」!

タンパク質は、筋肉や骨、髪の毛などの体組織の形成を促したり、臓器の働きを維持したりすると言われていますが、これが不足すると、免疫機能が下がり、抵抗力が弱る原因になってしまいます。

取り分け、成長期のお子さんは、体重(体格)などから比較すると、大人に比べてより多くのタンパク質を必要とするため、意識的に摂取する必要があります。

そのため、少量で効率的にタンパク質が補える「きな粉」は、お子さんの成長をサポートするためには、積極的に摂りたい食品と言えます。

そして、もう一つ! 子どもの成長に欠かせない栄養素である「カルシウム」。

“カルシウム=骨や歯をつくる栄養素”というのはご存じの方も多いと思いますが、なぜ成長期の子どもにカルシウムが必要かと言うと、「成長期のタイミングで骨密度が急激に増え、より多くのカルシウムを必要とする」からです。

逆にカルシウムが不足すると、発達に必要な栄養素が足りず身長が伸びづらくなったり、骨密度が上がらず骨折しやすくなったりと、さまざまなリスクが生じる可能性があるため、注意が必要です。

そのため、親御さんは「1日あたりのタンパク質量が足りているか?」「カルシウムが不足していないか?」という目線で、食品選びを行ってみてください。

②食物繊維とオリゴ糖パワーで子どもの便秘を解消

突然ですが、これまでご自身またはお子さんが“便秘”になったという経験はありませんか?

生まれ持った体質もありますが、食物繊維などの必要な栄養素が不足していたり、便意をガマンしてしまったりすることが原因で生じる、この厄介な症状。

親御さんとしては、おなかを抱えて苦しそうにするお子さんを見ているだけで、つらい気持ちになりますよね。

そんな便秘をイチ早く解消するために積極的に摂りたい栄養素が、きな粉にも多く含まれる「食物繊維」と「オリゴ糖」です。

食物繊維は、小腸で消化・吸収されずに大腸まで届く栄養素です。糖尿病や脂質異常症といったさまざまな生活習慣病の予防効果が期待されるだけでなく、腸内環境を整える役割を果たします。

この食物繊維が不足すると、腸内環境が悪化し、便秘になると言われているため、毎日の食事でしっかりと補いたいところです。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)で、食物繊維の1日あたりの摂取目標量は、成人女性18g以上、成人男性21g以上と定められているため、こうした基準に照らし合わせながら、便秘解消に努めましょう。

またオリゴ糖も、腸内環境を整えるためには、必要不可欠な栄養素といえます。腸に良い菌のエサとなることで、善玉菌や便のかさを増やすと言われているためオリゴ糖を多く含む大豆などの豆類、玉ねぎ、ねぎ、ごぼう、ブロッコリー、アボカド、バナナなどを積極的に摂りたいところです。

野菜が苦手なお子さんは、果物やきな粉などの食品で補えると良いですね。

③ 小食な子どもも安心。きな粉は少量で栄養がとれる!

「うちの子、なかなかごはんを食べてくれなくて…」。
そうしたお悩みを抱える親御さんも少なくないと思います。食が細いと、きちんと栄養が摂れているか心配になりますよね。

そんな時こそ、「きな粉」が救世主となってくれるかもしれません。というのも、前述したとおり、きな粉には子どもの成長に嬉しいたくさんの栄養素が含まれているだけでなく、100gあたり約440kcalとカロリーが効率的に摂取できるメリットがあるからです。

優しい甘さで食べやすいという利点もあるため、小食なお子さんには、毎日の朝食としてヨーグルトにふりかけたり、牛乳と混ぜたりして食べさせるのがオススメです。

④きな粉は、子どもの食育にうってつけ

「食育」とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるもの、と定義づけされていますが、加工食品であるきな粉は、この食育指導を行うのにうってつけと言えます。

「きな粉って何から出来てるんだっけ?」
「大豆って、きな粉のほかにどんな食べ物の原料になっているか知ってる?」

といった感じの質問を通して、食への興味をかき立てたり、子どもたちに能動的に考える姿勢を学ばせたり、はたまた、実際に大豆からきな粉をつくったり、きなこ餅をつくったりすることで食材に対しての愛着を深めさせたりと、食についての知識や経験を習得させるための、さまざまなアプローチが可能だからです。

今回は、きな粉を一例にだしましたが、食育は、食への知識や経験を深めるだけでなく、親子間のコミュニケーションを育むための良いきっかけになるため、ぜひご自宅でも積極的に取り入れてみてください。

きな粉を子どもに食べさせる際の注意点

次に、子どもに食べさせるうえでの注意点について解説します。

① 大豆アレルギーの有無を確認すること

きな粉は一般的に、生後5~6ヶ月頃の離乳食初期から食べても大丈夫と言われていますが、初めて食べさせる際は、事前に大豆アレルギーがないか確かめるようにしてください。

消費者庁が発表している「アレルギーが出やすい27品目の食品」の中にも大豆は含まれているため、「うちの子は大丈夫だろう」という安易な考えで食べさせるのは禁物です!

お子さんの健康を守るためにも、必ずチェックするようにしてくださいね。

② 食べさせすぎに注意すること

前の章でも触れたとおり、きな粉は比較的カロリーが高く、少量でも栄養がとれる食品のため、食べさせすぎにはくれぐれも注意してください。

特に、お餅などの高カロリー食材と組み合わせる際は、要注意です!

気づけば、基準値以上のカロリーを摂取していた、なんてことにも繋がりかねませんので、お子さんの食事量は、適宜、管理をするようにしてくださいね。

子どもにも安心のきな粉のおやつ“豊後銘菓やせうま”とは

いかがでしたか?
本記事を通して、「きな粉」は栄養豊富で子どもの成長にとっても嬉しい優秀食材、ということがお分かりいただけたと思います。

お子さんの栄養管理に役立てたい親御さんはもちろん、きな粉の栄養パワーで健やかな毎日を過ごしたい方は、ぜひスーパーなどで手に取ってみられてくださいね。

当社で製造している「豊後銘菓やせうま」は、大分の郷土料理である「やせうま」をひと口サイズの和菓子にアレンジしたきな粉のおやつです。使用するきな粉は、国産大豆を自家焙煎・自家製粉して手づくりしています。

お子さんでも安心して食べられるよう、保存料・着色料・小麦粉・卵・乳製品不使用(グルテンフリー・ギルトフリー)となっていますので、本商品が気になる方は、以下のリンクから商品の詳細をチェックしてみてください。
「豊後銘菓やせうま」とは

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